回答者:青柳留畏×風見健輔 質問:発情期な20の質問 >それではよろしくおねがいします。 風見:手早く済ませろ。俺は今、必死に頭を振り絞って新メニューを考案してる最中だ。 青柳:そんなに頑張らなくてもいいのに……。 風見:どこの世界に仕事を頑張るなという雇い主がいる。バカか、アンタ。 青柳:無理はするなって意味だったんだけどなあ。それに、面と向かってオーナーをバカと罵るシェフも型破りだと思うけどね。 1.お二人の名前は? 風見:風見健輔。 青柳:青柳留畏。畏れを留めるって、結構気に入ってるんだよね。 風見:どこに「畏れ」があるんだか。 2.そういうコトをするような関係になってどれくらいたつ? 青柳:キスとかその辺りのことなら、健輔くんがうちのカフェで働き始めて三ヶ月くらいかな。 風見:こいつは超手が早い。気をつけろ。 青柳:今は君以外の人にその心配はないけどね。 風見:俺も心配ないグループに入りたい……切実に。 青柳:それはできない相談だ。 3.初チューはいつ? 青柳:質問…というか、答えが重複するね。出会って三ヶ月だよ。 風見:言っておくが同意じゃないからな。 青柳:それはどういう主張? 風見:俺はアンタとはセフレでも恋人でもないって主張。 青柳:じゃあどういう関係? 風見:ただの「店のオーナーと厨房スタッフ」って関係に戻せ。 青柳:僕が嫌だから断る。 風見:…………テメェ。 4.じゃあ初めてヤッたのは? 青柳:残念ながら、健輔くんとはまだお触り程度の関係でね……。 風見:まだって何だ。俺はこれ以上進む気はない。むしろ後ろに戻って別の道を歩みたい。 青柳:戻りたいっていうなら、僕も一緒に戻ってあげる。そして別の道を一緒に進む。そうしたら、もっと早く君と深い関係になれるかもしれないし。 風見:アンタまで戻ってきたら俺が戻る意味がないだろ! 青柳:……というか僕ら、何の話してるんだろうね。 5.これはたまらない! っていう相手の最中の仕草はある? 風見:ねぇよ。 青柳:仕草かどうかは微妙だけど、初めてってわけでもないのに、触ったりちょっと舐めたりするとすぐ顔真っ赤にするところが可愛いと思うね。 風見:……そんなに死にてぇのか。 青柳:だって本当のことだし。 風見:……ぶっ殺す。 6.どのくらいの期間で発情期がやってくる? 風見:人間にそんなものあんのか? たとえあったとしても理性で抑えるだろ。「発情期になりました、なので襲います」なんて非常識がこの世界でまかり通るわけがねぇ。 青柳:恋人ならいいんじゃないかな。 風見:俺とアンタは違うけどな。 青柳:でも僕はいつでも本能の赴くままに君を襲うけど。君も抵抗してないだろ。 風見:しとるわ! 青柳:じゃあ、抵抗しても意味がないんだね。わかったからには、素直に襲われてくれるかい? 風見:んなわけねぇ。 7.受け側の方に質問です。最中に愛を囁かれるのと、情事後に囁かれるの、どっちが嬉しい? 風見:何、俺に訊いてんのか。 青柳:君以外に誰がいるの。大体CP表記からして君は受で確定じゃないか。 風見:俺は、生物学的に攻である以外ないと思うんだが。 青柳:世の中には生物学的に考えてはいけないこともあるんだよ。 風見:それ以外は考えたくねぇんだよバカクソボケ。 8.攻め側の方に質問です。腰にクる相手の何気ない仕草はどんな仕草? 青柳:多分無意識だと思うんだけどね、こう……雰囲気がいい感じになってくると、肩とかに腕を回してくるんだよ。時々。意識してやってるなら、相当小悪魔だよ。 風見:んなことしてねぇ! 青柳:したよ。僕らが一番最初に出てきたお話で。 風見:してねぇ!! 青柳:素直じゃないなあ。そこも気に入っているんだけどね。 9.相手が誘ってきたのにどうしても気がノらない時、どうやって断る? 青柳:健輔くんの誘いなら、どんなに疲れていても断らないな。 風見:俺がアンタを誘う? はっ、死んでもありえねぇな。 青柳:そこを誘わせるのが、腕の見せ所ってやつだよね。 風見:……何する気だ。 青柳:そりゃあ……色々と。フフフ。 10.カラダの相性は良いと思う? 青柳:いいと思うよ。 風見:何を根拠にぬかしてやがる。 青柳:えー、キスだけで勃つなら十分OKでしょ。 風見:それは18歳未満禁止用語っ! 11.これだけは絶対イやというシチュエーションや、体位はありますか? 風見:すべて嫌だ。今でさえ嫌だ。 青柳:うーん、仕事場ではあまりしたくなんだよね。ベッドの上での方が何かと便利だし、落ち着くから。 風見:じゃあやるな。 青柳:だって君可愛いから。 風見:それ以上その言葉を言ってみろ、鳩尾に一発叩き込むぞ。 青柳:本当のことなのになあ。 12.逆にやりたい! と思うシチュエーションや体位はありますか? 青柳:対面座位。あれ、愛があると思うんだよ。 風見:そんな行為は俺の予定には存在しない。つか、正常位だって断る。 青柳:大丈夫。僕の予定には入ってるから。 風見:どこが大丈夫だっ! 13.特に好きな相手の部分はどこですか? 青柳:足のつま先から足首にかけて。類を見ないほどに整っているし、触った感じも良かったからね。 風見:……この変態が。 青柳:それは褒め言葉としてもらっておくよ。 風見:一度死んで、一から人生やり直したらどうだ? 14.SMっ気はあると思う? 風見:SMプレイは趣味じゃない。普通は拒むだろ。 青柳:君は若干Mだと思うよ。 風見:何でだよ! 青柳:何だかんだ言って、結局流されてるから。嫌だと言うわりに、一度襲ってしまえばほとんど抵抗らしい抵抗もしないし。 風見:抵抗はっ……し、てるぞ……! 青柳:自信なさげだね? 風見:知るかッ。 15.コスプレってやってみたい? 風見:つーか俺の厨房の制服自体がコスプレに入ってるだろ。上はコックコートだしよ。 青柳:僕としてはさゆちゃん(女性フロアスタッフ用)の制服も着てほしいな。 風見:脳みそ腐ってんのか? 16.抱きたい! と思うのはどういう時? 青柳:バンダナ外した時とか。バンダナしてると妙に老けてて、僕はあまり好きじゃないんだけどね。でも、ギャップがあると言われれば、それはそれで萌えるな。 風見:寝言は寝て言え。 17.いままで何人と経験しましたか? 風見:なんでそんなこと言わなきゃならねぇ? セクハラに入るぞ。 青柳:まあまあ、そういう質問なんだから、仕方ないよ。 風見:……アンタは? 青柳:君が言ったら教えるよ。 風見:じゃあ訊かねぇ。 18.複数人プレイって興味ある? 青柳:いいんじゃないかな。まだやったことないし。でもほかの誰にも健輔くんの乱れた姿は見せないし、直接は触らせないっていう条件でならOKかな。 風見:ふざけんなよボケ。 青柳:だって君、意外とそういうのでも感じそうな気がするし。 風見:勝手に脳内妄想やってろ。絶対やらん。 19.最中に、これだけはヤメテ! ということがあれば教えてください。 風見:襲うのをやめろ。まずはそこからだ。 青柳:そんな身も蓋もないことを言われても……。 20.相手に一言ずつどうぞ! 青柳:これからもよろしく。 風見:随分普通に来たな。 青柳:普通じゃない方が良かったかな? うーん、じゃあ二人でめくるめく官能のせか……うっ。(腹を殴られた) 風見:それ以上喋るな。つか、もう息すんな。 青柳:っ、油断したなあ。 >お疲れ様でした。 青柳:少しお腹が空いてきたな……。健輔くん、何か美味しいもの頼むよ。 風見:爆弾発言を次々投下し、さらには放送禁止用語をも平気で口にしておいて、よくもまあ普通に「腹が減った」なんて言えるよな。俺の精神がどれだけすり減ったことか。 青柳:作ってくれないんだ? じゃあ健輔くんでも食べようかな。 風見:……死にさらせクソボケ変態野郎。 |