-あとがき-


 どうも、こんにちは。初めての方、初めまして。葉月蒼唯です。
 先日やっと、3月中旬から始まったこの長編の最終話を泣きそうになりながら更新しました。
 このお話が終わったら、まずやらなければならないと思っていたことがあります。
 ―――本当に、申し訳ありませんでした。
 作品の内容についてというわけではなく、私の怠慢からだらだらと連載期間が長期におよんでしまい、気付けば今年もあと1ヵ月半を切ってしまいました。
 本当なら遅くとも9月の終わりか10月の初めには連載を終えて、次の連載を練りつつ停滞していた企画ページなり、拍手お礼SSなりを書くつもりでした。
 しかし、自分でも 予想外なことが(特にオフ関連で)起きてしまい、それによって創作を継続できる状態ではありませんでした。
 それが自分自身に対する甘えだということも十分自覚していました。
 その甘えから、週1更新と自分で決めたことでさえ実行できなかったこともそうですし、それよりも、続きを楽しみに待ってくださっていた読者の方にはご迷惑をおかけしてしまいました。
 私が泣きそうになりながら更新した、というのは、以上が理由になります。
 この反省がただの反省で終わらないようにしたいものです。

* * *

 内容について。
 この長谷川さん×拓海のお話のプロットを考えたのは1年半前くらいでした。
 丁度その頃は「愛しのTender lover」を執筆中でしたが、"大人の余裕で子供(高校生くらいまでの)を翻弄する"というシチュエーションに萌えていた時期だったんです。
 自分でも書いてみようかなーとか思っていたとき、長谷川さんと拓海に白羽の矢が立ったという次第です。
 拓海は結構遊び慣れている、という印象で書いているつもりでしたが、実は不器用でたまに生真面目という一面も持っています。(なので実は余裕がない子供役)
 長谷川さんは本編でもわかるように、(特殊な条件下のみ)人格が変わります。(しかも余裕があるときもあれば、ないときもある)
 自分の中では最初から「この人は絶対、土壇場になると人格が変わる!」というイメージを持っていたので、今回はそれを惜しげもなく出しました。(というかここで出さなきゃいつ出すの)
 リクエストを頂いたカップリングではありましたが、ぶっちゃけ自分の萌え要素をたっぷり盛り込みました。
 そのせいなのか、量も普段の1.5倍くらいになり、25話にまで膨れ上がってしまいました。
 今度はもっと読みやすいものが書けるように気をつけます。。。
 25年差。付き合っていくうちに、ジェネレーションギャップを痛いほど感じそうです^^

* * *

 これからの予定ですが……予定といえるようなものはありません(汗)
 とりあえず、お仕事を年明け提出で年内に書き終えたいなーとは思っています。
 並行(できるのかな)して、企画部屋の残りをアップするつもりです。
 長谷川さん×拓海はランキング1位記念と、元々予定していたお話(本編では触れなかった、長谷川さんの過去について)を書く予定です。
 これは……長さにもよりますが、年明けかな。。。
 受験という言葉が嫌に現実味を帯び始めるこの頃です。

 それでは、「ほかの誰よりも、あなたのために」本編+ここまでお付き合いくださった方、ありがとうございました。
 そして、77777HITのリクエストで、私のちょっとした妄想を本格的に文章に起こす機会を与えてくださった綺羅羅様に感謝申し上げます。ご期待に添えられるような内容でしたでしょうか?
 これからもよろしくお願いいたします。
 それでは、この辺で。


2008.11.16(Sun)
肌寒さがつのる秋の暮れに。

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